こんにちわ(^^)
ひなた整体整骨院の日城です!
最近同い年の友達から「肩があがらない。。。」と連絡がきました。
ひなたの患者様にも多い「なんだか肩が挙がりにくい」「なんだか洋服の脱ぎ着がしにくい」という症状。
その中でとても多い症状は「四十肩」。
そして「四十肩症状ですね」と告げられた患者様が必ずと言ってよいほどおっしゃる言葉は
「えっ!まだ〇〇代なのにっ!?」
「いや、もう40代とか遥か昔やのに!?」 という言葉。
確かに四十肩なんてネーミングを聞くと、「40代になるとなるもの」と思いがちですよね。
そして多くの方が「運動をしていれば大丈夫」「肩こりはしないから関係ない」とも思われがちですが、実は今
20代30代の健康な若い世代にも四十肩症状は増えているといわれているんです!
30代の健康な私の友達も、残念ながら完全に四十肩症状で毎日リハビリがてらの運動にいそしんでいるようです(´艸`*)
今回はこの急に腕が上がらなくなったり、痺れや痛みをともなったりして、肩こりとは全く別ものの四十肩症状についてのお話です。
他人事と思わず、いつ誰にでも起こり得る症状なので頭の片隅に置いていてくださいね(^^)
じつは20代30代でも、60代70代でも起こり得る可能性のある 四十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」と呼ばれる病気です。
肩関節の周辺に炎症が起きている状態のことを指し、痛みで腕があがらない、動かせないなどの症状が出てきます。
昔はこの病気は50代に発症しやすいということで「五十肩」と呼ばれていました。
その後、40代で発症する患者も増え、現在のように四十肩とも呼ばれる事が多くなってきました。
そしてこの症状。。。厄介なのが、発症する原因が実はまだよくわかっていないということ。
老化に一因があるとはいわれていますが、なりやすい体質や骨格の人もおり、20代などの若さで発症してしまうのです。
もしかして!?と思ったら
四十肩には段階によって「急性期」「慢性期」の2つの状態があり、それぞれ症状も対処法も違うのでご紹介しておきます!
○急性期
肩関節周辺の炎症により、腕や肩を動かした際に激しい痛みを感じる時期をさします。
「夜間痛」と言って、寝た後でも痛みで起きてしまうこともあるのも急性期に多く見られる特徴です。
この時期は炎症が強い状態も事が多いので、とにかく安静が第一とされています。
腕や肩の痛みがひどい場合は、我慢せずに市販の鎮痛薬を服用するのも方法のひとつです。
○慢性期
発症から数日~数週間たって痛みが引いた時期です。
痛みは引いても、急性期の影響により肩関節の動かせる範囲が狭くなってしまっています。
関節周りが硬くなって動きが悪い。動かせない。動かすと痛い(´Д⊂ヽ
ですが、実はこの時期に肩をしっかり動かしておかないと、以前の動きを取り戻すことができなくなってしまうので
くれぐれも無理のない範囲内で良いので動かしておくことが大切になります。
この時期はカイロやお肌が大丈夫であれば温感湿布を貼る。寝ている時にも布団をかぶっていても冷えやすい肩口ですので
タオルでくるむなど、とにかく肩を冷やさないように工夫しましょう。
ひなたでも痛がる患者様の可動域を取り戻すべく、心を鬼にして運動を行っています(笑)
四十肩と間違える症状とは?
「四十肩になってしまった」と思って我慢しながら放置ていると違った( ゚Д゚)!!というケースもあります。
よく症状が似ているものをご紹介します。
・肩腱板断裂
肩の関節を安定させている肩腱板が断裂し、肩関節に痛みが出たり腕があがらなくなってしまうものです。
基本は40代以上の男性に多いですが、肩を打撲したなど日常生活で断裂が起きてしまうこともあります。
・石灰沈着性腱板炎
肩甲骨と上腕骨をつないでいる筋肉や腱である肩腱板の中に、なんらかの理由で石灰がたまり、急性の炎症を起こすことで肩に激痛が出ます。
これは40~50代の女性に多い病気とされます。
激痛は1~4週間ほど続き、長い場合は6カ月以上に渡り痛みがでる場合も。
肩が赤く腫れたり、熱感があったりすることなどが特徴ですがとにかく痛い。
何もしていなくても痛い。強い痛みが最も特徴かもしれません。
ただしこういった特徴が出るのはほかにも関節リウマチ、頸椎症という背骨の病気からの可能性もあります。
1週間以上肩が強く痛む症状が続く場合は要注意。医師に相談しましょう。
四十肩を予防・解消させるおすすめストレッチ 現在においても、明確な四十肩の予防法はありません。
ただ、ストレッチをして体を伸ばしたり、肩を温めたりする事はよいといわれておりひなたの患者様にもおすすめしています。
また、痛みが治まった頃から初歩段階の運動として「アイロン体操」と呼ばれる運動もおすすめしています。
せっかくなので簡単にアイロン体操のご紹介もしておきます♬
*骨盤くらいの高さのテーブルの横に立つちます。
このとき、痛くないほうの腕のヒジがテーブルにつくような姿勢になりましょう。
*痛いほうの手に重りを持ちます。
持つ重りは1kgほどの重量にしてください。重ければ重いほど良いわけではないので無理せずに!
*重りをゆっくり前後に振ります。
肩の力を抜いて少し前かがみになるような態勢で振ります。腕の力も抜いてダラ~ンとした態勢をイメージしてください。
*無理のない程度に徐々に大きく振ります。
この振り子のように振る動作を10往復で1セットとして、1日2セットくらいおこなえるとよいですね!
様子をみながら前後だけでなく左右に振る、円を描くようにまわしていくなどしてみても効果が高いです。
前後だけでなく、左右や円を描くように行うときにも絶対気を付けていてほしいことは、肩の力をしっかり抜いて行うことです。
とにかく腕をダラ~~ンとした状態で行ってほしいのです!!
肩の関節が開いているようなイメージをしながら行ってほしいのです!!
簡単な動作で単純な運動ではありますが、継続することがとても大事です。
だからと言って決して無理はし過ぎないでくださいね(^^)
もしも体操中に痛みを感じたり、体操後に痛みが長く続くようであれば中止するなり回数を減らしてみるなりしてみてください!
たまにひなたの患者様にも「痛いの我慢してやってれば、その分早くよくなるんでしょ?」
なんておっしゃる方もいらっしゃいますが。。。
それは時と場合。肩の状況によっては無理な負荷によってまた炎症を引き起こしてしまう事になってしまいます。
くれぐれも無理のし過ぎは禁物です!!!
何度もお伝えしますが、初めの頃は炎症も強くその分痛みも強い事が多いです。
辛すぎるときには痛み止めを打ってもらう方が良い場合もあります。
整形外科の先生に相談に行くのも一つの手段です。
ひなた整体整骨院では、超音波治療や鍼灸治療がおススメです!
手で触られると痛くて辛い。。。といった場合もあるので、そんな場合には特にこの超音波や鍼灸治療だと
ピンポイントに刺激を入れていけるので効果的なのです(*^^)
四十肩は年齢問わず起こりうるれっきとした病気です。
ただの肩コリと混同せず、肩こりなどを普段からよく感じている人は特に!
しっかり肩甲骨を動かすような運動やストレッチをおこない予防していきましょうね(^^)
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