東灘区ひなた整体整骨院のヒシロが今回お届けするのは「体の柔軟性」についてです。
以前は私もヨガをやっていたので、患者さん達に自慢できるぐらいの体の柔軟性を持ち合わせていたのですが
やらなくなって早数カ月。。。あっという間に体の柔軟性がおちた事が自分でわかります( ゚Д゚)
みなさんも、こどもの頃や若い頃に比べて体が硬くなっている…と感じることはありませんか?
ひなた整体整骨院の患者様も「昔は柔らかかったんよ!」ってストレッチ中に抵抗している方多いんです(笑)
このような方が、痛みを抱えてひなた整体整骨院に来られていることからも分かるように。。。
体が硬いと疲れやすくなったりさまざまな部分に痛みや不調が出てきやすくなります。
体が硬いことによる影響と自分の体の柔軟性が足りない箇所を今回はcheckしてもらえたらな~と思います。
姿勢
筋肉が硬くなると、縮んでいる状態なので引っ張られることで姿勢にも影響が出やすいんです。
姿勢に影響すると血行が悪くなり、一番多いのは常に腰痛や、肩こりがひどいという方が多いです。
姿勢が悪く、血流が悪い状態になると疲れもとれにくい上に、ちょっと動くとすぐ疲れてしまうことも多くなります。
また、姿勢が崩れる事で、お腹がポッコリでてしまう事も起こり得ますし歩く姿や立ち姿が不格好になってしまいます。
自分では分からなくても、鏡や街角のガラスなんかに映った自分の姿勢が目に入った時。。。
「!!!!(;゚Д゚)」 なんて経験をしたことがある人もおられるのではないでしょうか。
筋肉が硬いと関節にも影響が出る為、柔軟性の低下は起こります。
柔軟性を高めると疲れにくい身体になっていくだけでなく、動きがスムーズになりケガをしにくくなります。
スポーツをしている人は、柔軟性がそのパフォーマンスに大きく影響します。
先程も書いたように、関節への影響として可動域が小さくなってしまうことが挙げられます。
ダイナミックに動くことができず、結果パフォーマンスを下げてしまうのです。
筋肉が硬くなると、体を動かすのにより多くの力が必要となるため、結果疲れやすくなってしまうんですね。
「5つのポイントで柔軟性をチェック!!」
柔軟性の無さが体に色んな影響をもたらすことが分かったと思います。
では、自分自身で体の緊張状態をチェックしてみましょう!
簡単な動きなので日頃運動習慣がない人もこれを機に試してみてほしいです(^^)!
【5つの柔軟性チェック】
・背中や肩周り
前屈したとき、指先床につかない
・腰や股関節
仰向けに寝て両手で右膝を抱えたとき、左足の膝裏が床から5cm以上浮く(左膝も同様に行う)
・太ももの前
うつぶせに寝て、右手で右足を持ち背中側に引き寄せたとき、右足のかかとがお尻につかない(左足も同様に行う)
・太ももの裏
仰向けに寝て、ひざを曲げずに右足を真上に上げたとき、足と床の角度が70度未満(左足も同様に行う)
・ふくらはぎ
仰向けに寝てつま先を上に向け、つま先を足首から体の方向に曲げたとき、10度以上曲がらない
いかがでしたか( *´艸`)??
これらの筋肉は、日常生活での動きも勿論のこと、スポーツパフォーマンスに特に欠かせないと言われるものばかりです。
当てはまるものがあった人は、柔軟性が失われ筋肉が疲れやすく、怪我をしやすい状態になっている可能性がありますよ!
そこで取り入れてほしいのが「ほぐし体操」。
全身の力を抜いて、ゆる~く、体の上から順番に関節を動かしほぐしていきます。
家事の合間や仕事の合間などに体をほぐしたいときにも効果的ですよ!
○上半身《手首とひじ、肩の関節を同時に緩める》
肩幅に足を開いて立ち、上半身を左右にひねってぶらぶら~
○両腕
肩幅に足を開いて立ち、両腕をぶらぶら~
○下半身
肩幅に足を開いて立ち、全身の力を抜いて右足を前後に大きく振り子のように振る
反対の足も同様に行ってください。
とにかく力を抜くことに意識してやってもらうのがポイントになります。
何故筋肉は硬くなる?
筋肉が硬くなる原因は主に二つ。
①激しい運動の後のクールダウンが足りず、疲労が抜けていないこと。
②日常生活で筋肉をあまり使わず、同じ姿勢でじっとしていること。
動かさない筋肉はそのまま形状記憶され、その状態でコリ固まってしまいます。
結果、血行を滞らせることになり、肩こりや腰痛の原因にもなってきます。
筋肉が硬い状態で柔軟性アップのトレーニングを行っても、柔軟性を正しく身につけることは難しくなります。
特に、筋肉をあまり使わずコリ固まってしまったという人は、はじめに準備運動として、このほぐし体操をオススメします!
だら~ンと力を抜いてやることでリフレッシュ効果も期待できますよ!
柔軟性を高めたい筋肉は6ヶ所
健康の維持やスポーツパフォーマンスを上げるために、柔軟性を高めておきたい筋肉は6カ所あります。
自分はどの筋肉の柔軟性を高めると良いのかチェックしてみましょう。
・肩こりしやすい人やテニスなど肩関節を使うスポーツをする人は?
背中や肩周辺
・腰痛を起こしやすい人は?
腰周辺
・サッカーやテニスなど柔軟な動きが必要なスポーツをする人は?
股関節周辺
・膝に痛みが出やすい人は?
太ももの前
・ジョギングをする人は?
太ももの後ろ(肉離れを起こしやすいため)とふくらはぎ
時間があるときには、この6カ所すべてをストレッチできると理想的ですね!
気になるところだけでもしっかり伸ばす習慣をつけると良いですね。
これらの筋肉の柔軟性を保てば、日常の動作は確実にスムーズになります。
姿勢がよくなり、肩こりや腰痛の予防にもなります。
オススメ四種類の簡単ストレッチ!
柔軟性を高める4種類のストレッチをご紹介。
それぞれ30秒を目安にじっくり伸ばしていきましょう。
①脚の後ろ側のストレッチ
・ 両足を前後に開き、前脚のひざを少し曲げる。
・両手を前脚の太ももにおき、前傾姿勢で後ろの足のかかとを床につけた状態でひざをまっすぐ伸ばす。
(反対側も同様に)
②太ももの前側のストレッチ
・ まっすぐに立ち、左脚を後ろにひざから曲げる。
・左足の甲を左手で持ち、お尻へ引き寄せる。
(右脚も同様に)
③肩関節のストレッチ
・まっすぐに立ち、両手を背中の下(腰の辺り)で組む。
・両腕を後ろへまっすぐ伸ばしてキープ。
*胸を張って、肩甲骨を寄せるようにイメージしよう。
④体側部のストレッチ
・両足を肩幅程度に開いてまっすぐに立つ。
・右腕を頭の横に真っすぐ上げ、左手は腰に当てる。
・右腕を左斜め前に倒してキープ。
(反対側も同様に)
ゆっくりしたストレッチは運動後だけではなく、リラックスしたいときやリフレッシュしたい時にもオススメです(^^)
入浴後の体が温まっている時の方がより動かしやすいかもしれませんね!
身体機能と同様に、柔軟性も10代をピークに低下します。
ですが、高齢になっても日々の習慣や意識付けで柔軟性を高めたり、衰えずに現状維持できるようになります!
年齢を重ねた体は、「現状維持」というのが実は一番難しいことだと思うんですよね。。。
なので日頃運動、スポーツをしない方も柔軟性を高めて日常生活のパフォーマンスアップを目指してみましょう!!
いつまでも美しくしなやかで健康な体でいられる為に、少しづつの積み重ねが大事です(*‘ω‘ *)!
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