東洋医学を元に長い歴史を経て、現在鍼灸治療で使われるのは主に経穴と呼ばれる、いわゆる『ツボ』です!
ツボの歴史は古来中国から始まったとされていて、約3000年の時間と先人の知恵のもとに考えられた物ですが、一昔前までは科学的な根拠もないと思われていたのも事実です!
ですが最近は東洋医学に関する研究もたくさん行われており、科学的な根拠も証明されているツボが多く、医師の同意を得れば鍼灸治療は保険の適応も認められています。
※鍼灸治療における保険適応症状は以下の症状です。
・神経痛
・リウマチ
・頚腕症候群
・五十肩
・腰痛症
・頸椎捻挫後遺症
ツボを使った治療は薬などの服用と違って副作用もほとんどない為、スポーツ選手なども鍼灸やツボ押しを体のメンテナンスに取り入れている事が多く、テレビやSNSなどでもよく見かけます!
ツボは東洋医学で説明すると、体には経絡という気を流す道路のような物が存在し、ツボはその道路の渋滞地点というように思ってもらえればと思います!
現在の考え方で説明すると、ツボは神経の通り道や神経が交差する場所に多く存在する事がわかっており、このツボを刺激する事で神経の伝達をスムーズにしたり、流れが悪くなっている血流を改善する効果があります!
ツボは鍼を刺したり、お灸をすえる事で抜群の効果を発揮しますが、自分で指圧することでも充分効果はあります!
ですが、ポイントは「ツボの正しい位置」をしっかり押すことです!
少しズレていたり、押した時に何も感じない場合は正しくツボを押さえれていない可能性があります!
しっかりと効果を実感する為には正しいツボの位置を捉えて少し痛気持ち良いくらいの弱すぎず強すぎずの圧でツボを押さえてあげましょう!
あまりに筋肉が緊張しすぎていると、必要以上に強く押さないと何も感じなかったり、刺激がうまく体に伝わらなかったりする事もあるので、できれば入浴などで体をしっかり温めて、余計な緊張を取り除いた後にやると効果的だと思います!
今回は相談される事も多い不眠や睡眠の質の向上に効果があると言われているツボを紹介させていただきますので、眠れない、眠りが浅い、寝つきが悪い、寝ても疲れが朝取れていないなどのお悩みの人は是非試していただければと思います!
失眠(しつみん)
足の踵にあるツボで主になかなか眠れない、寝つきが悪いという人へオススメのツボです!
眠りを失うというツボの名前がなんともセンスを感じますね笑
ツボの場所は足裏の踵の丸みのちょうど真ん中です!足の裏は皮膚が厚いので、少し強めで押さえてもらうか、ポールペンなどを使って押してもらっても良いです!
普段からよく歩いたり、疲労が溜まっていたり浮腫んでいる人は押さえると少し鈍い痛みを感じると思います!
5秒から10秒くらいを1回として3回ほどゆっくりと押さえてあげると効果的です!
ツボの場所
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押さえ方
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足三里(あしさんり)
膝のやや下の外側にあるツボです。
ちょうど脛骨という骨の出っ張りから指2本分外に位置します。
足の疲れや浮腫、胃腸の不快感がある時によく使うツボですが、寝ている時に足の疲れや浮腫があると、睡眠中に足がつったりして強烈な痛みで目が冷めてしまいます。
睡眠中に目覚めてしまうだけで翌朝の疲労感が取れない事も多いです。
また、胃の不調や不快感があると、寝ている間も内臓がなんとかしようとしてフル稼働してしまいます。眠っているのに内臓だけが動き続ける事で、こちらも翌朝の疲労感、倦怠感などに繋がってしまうので足三里のツボ押しは良質な睡眠をとる上でとても効果的だと思います!
こちらのツボもやや痛気持ち良いと感じる強さで5秒から10秒、3回から5回ほど押してあげてください!
ツボの場所
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ツボの押さえ方
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今回は良質な睡眠を取る為に役立つおすすめのツボを2つご紹介させていただきました!
東洋医学を元に体にはたくさんのツボと呼ばれる経穴が存在します!
現在、世界保健機関(WHO)で認められているツボの数は361個もあるんです(・□・;)
実際にはもっとたくさんのツボがあるという専門家も多いですが、
今後も随時、たくさんのツボの中からおすすめのツボのご紹介をブログを通してお伝えしていきたいと思います!
自宅でセルフメンテナンスもとても大事ですが、それでもお悩みの解消がされない時は、どんな事でも構いませんので、お気軽に当院にご相談ください(^^)
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