こんにちは!東灘区ひなた整体整骨院です(^^)
先日、飲食店で働いておられる患者様とお話をしていました。
コロナのせいで厳しい現状ではありますが、毎日限られた時間で元気に営業されているとのこと。
そんな中で「今だからこそ」な事もあると。。。
それが長年苦しんできている手首の腱鞘炎のことでした。
こんな時だからこそ無理に使う事なく手首を休めてあげることができるので今のうちに
しっかり治しておきたいと。
この方のように飲食店で働く方に多く見られる症状でもある「腱鞘炎」。
手に負荷がかかりすぎるともちろん、みんなに起こり得るものです。
私達のように手で仕事をする人たちは特に多いですね。
そんな腱鞘炎についてのお話をさせていただきます。
「仕事や趣味などで日頃からよく手を使う」
「時々、手首や指に痛みや違和感を感じる事がある」
などに心当たりがある方は気を付けている方が良いかもしれません(*_*)
腱鞘炎
腱鞘炎とは簡単に言うと、指を動かす際に重要な役割を果たす組織である腱鞘に
炎症が起こり指や手首に強い痛みや熱感を伴う症状です。
私達の手や指には、筋肉と骨を結びつける「腱」という紐のようなものがあります。
それが筋肉と連動して動く事で、指や手首を自由に曲げたり伸ばしたりできるんです。
この腱が動く時に骨から離れないように抑える役割をしているのが「腱鞘」という組織です。
腱鞘はトンネル状になっているので指を動かすとその中で腱が動きます。
通常であれば、腱と腱鞘がこすれ合うようなことは少なく痛みを感じる事もありません。
けれども、手や指を酷使していると腱が早く動いており、腱鞘とこすれる回数も増えます。
それによって炎症が起こりやすくなり腱が太くなり、腱鞘の穴は狭くなります。
つまりはより一層、手や指を使えば炎症がひどくなるというわけなんですね。
2つの種類分け
この腱鞘炎は2つの種類があります。
☆ドゥケルバン
別名は狭窄性腱鞘炎。
親指と手首の関節を繋いでいる2本の腱と、その2本を覆うトンネル状の
腱鞘が炎症を起こして生じるものです。
親指側の手首が腫れたり痛みが生じていると力が入らなくなったり物を持つ事すら困難になります。
☆ばね指
「ばね指」は以前ひなたのブログでご紹介したことがあります。
これもいわゆる腱鞘炎の1つ。
良かったら見直してみてくださいね。
関連記事→→→ばね指ってなに!?
指の曲げ伸ばし際にばねのような引っ掛かりが生じて、症状が悪化すると
指自体が動かなくなってしまうのも特徴です。
原因
・長時間のパソコン作業
・長時間のスマホ操作
・長時間のゲーム
・グリップやボールなどを握るスポーツをしている
・マッサージなど手に負荷をかけ続ける仕事をしている
・飲食店など重たい物を持つ事が多い仕事をしている
などが多くの原因となっています。
予防
・安静
・ストレッチする(指、手首、肘から下の前腕)
・痛みを感じたら使った後にはアイシング
治療
・鍼灸治療
・テーピング固定で安静状態をつくる
・外用鎮痛消炎薬を使う
・ステロイド注射
・手術
状態によって治療方法も勿論色々です。
まずはならないように、手や指をこまめに休めてあげる事、仕事でどうしても使わなければいけない方は
ストレッチやアイシングなどのケアを行いながら使う事がとても大事になります。
状態が悪化すると、日常生活にも影響が出てきますので放置は厳禁です。
少しでも気になる時はご相談下さいね(^^)
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