聞きなじみの無い方のほうが多いかもしれませんね。
けれども実は日常の中で起こるような強い打撲の後なんかにも起こり得る
皆さんに知っておいてほしい傷病です。
では下腿(膝から下)コンパートメント症候群とはいったいどんな状態なのか説明していきますね。
何故「下腿」に絞ったかと言いますと、全身の中で特に好発部位だと言われているからです。
コンパートメントとは区画、仕切り、客車などの個室の事を指します。
下腿には筋膜に囲まれた4つのコンパートメントがあります。
①前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋の存在する前方
②長・短腓骨筋の存在する側方
③腓腹筋、ヒラメ筋、足底筋の存在する浅後方
④後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋が存在する深後方
これら4つで成り立っています。
ちなみに①の前方コンパートメント障害は最も頻度が高いと言われています。
どんな症状なのか
簡単に言ってしまうと、骨折や打撲、肉離れなどの怪我の後に非常に腫れる事によって
痺れが出たり痛くなったり、場合によっては血行を阻害してしまいます。
筋膜と言われる筋肉を包んでいる薄い皮があるのですが、これは伸縮性が低い組織です。
広がる範囲は決まってしまっているので、外傷などで腫れが生じて区画内での圧力が非常に高く
なってしまうと神経や血管を圧迫して症状が出てきます。
場合によっては筋肉が壊死してしまうのでとても怖いものなのです。
外傷を負った時というのは、痛みや歩けなくなってしまっている状況で気が回らないことがほとんどです。
外傷の初期治療の基本は、安静、冷却、圧迫、挙上といわれているのですが、しっかり足を冷やしてあげなかったり
足を挙げたりできない状態のまま寝てしまったりすることで、足先が動かないなど怖い状態に陥ってしまうのです。
内部であっても出血している時は動いてしまうと、どんどん傷が広がり出血も更にひどくなります。
冷やしてあげる事がまずはとても大事なのですが、「ちゃんとすぐ令湿布張ったんよー」と言った事をおっしゃる方も
少なくありません。
令湿布は冷たく感じる成分が入っているので冷やしているように思われますが、皮膚表面での感覚だけで冷えてはいません。
適切でない応急処置で済ませてしまうと、治りが非常に遅くなってしまう事や、それ以上にひどい症状を引き起こしてしまいます。
打撲して、内出血してるからむくんでるんだな~と様子見をするのでなく、アレ?いつもとなんか違うな?と思ったら、または
ケガをしてしまったら、とにかく早めに診せてください(^o^)丿
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