こんにちわ、だいぶ暑くなってきましたね・・・
冷たい物を好んで取りたくなる季節ですが・・・
あえて今日は、しょうがについてお話させてもらいますね(^-^;
生姜(しょうが)の基礎知識
☆ショウガ目ショウガ科ショウガ属(同じショウガ目にはミョウガやウコンも)
現在、世界各地でスパイスや民間薬、香辛野菜として広く知られています。
原産地は、インドからマレー半島にかけてのアジア南部
古くから食用、薬用とされており、中国では紀元前から薬用に用いられていました。
日本に伝わったのは3世紀ごろ、中国から伝わったとされ、主に薬用として
栽培されていました。
日本で、一般に食用として広まったのは江戸時代になってからでした。
☆日本の生姜は3種類
大生姜
晩成で茎や葉も大きく成育し根茎はよく肥大し大きな株になります。年間を通して生鮮用や漬物
などに使用されます。一般的に野菜売り場にある根生姜は、この大生姜です。
中生姜
小さめで辛味も強い品種です。繊維質が早く形成されるので、貯蔵せず主に漬物や加工品に
使用されることが多いです。
小生姜
名前どおり、小さく辛味は強く、早堀りして葉生姜やはじかみなどにされるのが一般的
谷中生姜などはこの品種です。
生姜の秘密
生姜の成分は90%以上は水分です。ほんの微量ですが含まれる生姜特有の辛味成分や
芳香成分に特徴があります。
3種類の辛味成分
生姜に含まれる辛味の成分、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの
3種類の油状物質です。
ジンゲロール
特徴・・・生姜の辛味成分で最も多く含まれる。
味・・・最初に感じるピリッとした辛さ
ショウガオール
特徴・・・ジンゲロールの脱水反応によって生成され、保存中自然に増加するほか、
加熱によっても増加する。強い辛味がある。
味・・・口に残り、じわじわ感じる辛さ
ジンゲロン・・・ごく微量の成分でジンゲロールが分解し、
生成される。強い辛味がある。
これらの辛味の成分については、人の代謝促進との関連性や、エネルギー消費への
影響に関する研究結果が発表されています。
具体的には、生姜に含まれている成分・ショウガオールがポイントで!
レンジで1分間チンするだけで約1.5倍に増加(100℃前後で一定時間加熱することで
薬1.5倍に増加)するこの成分。ショウガオールには「血管を広げて血行を促進する働き」
があり、「血行がよくなると体温が上がり、代謝がアップし免疫力もアップ。
肥満予防にも期待できる」「また細胞の酸化を防ぐと言われていて、老化を送らせる効果
の期待も」できるといわれてます。
☆良いことづくめの生姜、パンデミックなコロナウイルスから身を守るために、強制的に
変えられてしまった社会生活、環境、職場、家庭から身を守るためにも、簡単に体にとって
良い習慣としてしょうがを取ることが菅野からのオススメです。