こんにちは(^^)
今回東灘区ひなた整体整骨院がお届けするのは「何故女性の方が膝を痛めやすいのか」についてです。
Q角
女性はもともと男性に比べて骨盤自体が横に広い作りになっています。
その為、骨盤にある上前腸骨棘から膝蓋骨の中央と、膝蓋骨中央から脛骨粗面との角度であるQ角が大きくなります。
男性が約10°、女性で焼く15°とも言われています。
そうすると、大腿の外側のある大腿筋膜張筋や外側広筋に自然と負荷がかかりやすく筋緊張を起こしやすくなります。
外側筋群の筋緊張、収縮が起こることで膝蓋骨を外側へ引く力が強くなります。
その結果、膝は内反変位しやすく膝蓋骨内側面に体重負荷が強くなり痛みを発症しやすくなります。
つまり、Q角が増加している場合はより内側広筋による牽引力を必要とします。
内側広筋
内側広筋の弱化がある場合、膝関節の完全伸展に関与しているこの筋肉が原因で膝関節が屈曲位を持続してしまい
さらなる弱化を進めることに繋がります。
機能低下を起こしやすい内側広筋斜走繊維(VMO)には日常生活動作における膝関節への負荷の軽減にテーピングを行うことが
有効です。
また、歩行時など動きのある時に患部にテーピングが貼ってあることにより、意識をVMOに誘導しやすくなることも見込める。
そうする事で意識的にVMO の筋活動量をアップさせトレーニング効果の向上も狙えるという、まさに一石二鳥(´艸`*)
骨粗鬆症の影響
もともと産まれつき女性の方が骨格が小さく、筋量も少なく筋力が弱いうえに、妊娠や授乳期にはカルシウムを大量に必要とする
時期もある人が多いです。
更に閉経後のエストロゲンの激減により骨の吸収を抑える働きが弱くなる為骨量が減少します。
エストロゲンの減少によって、カルシウムの吸収を助ける活性化ビタミンDが減るので腸管からのカルシウム
吸収も悪くなります。よって血中カルシウム濃度を下げない為に副甲状腺ホルモンが分泌されて骨のカルシウムが
奪われていくという現象が起こります。骨粗鬆症が女性に多い理由ですね。
ですから、特に閉経後の女性の骨変形による痛みが出やすいのです。
更に「中年太り」とよく言われますが、骨が弱くなっているにも関わらず体重の増加によって更なる負担がかかっていきます。
筋力が衰え、支える力が低下していくと変形も進行していくリスクが高くなります。
体重の増加にもこまめに気を付けてあげなくてはいけませんね( ゚Д゚)
適度な運動とカルシウムを意識したバランスの良い食事はやはり必須ですね!!
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